教育・科学・文化の記録映像を見る会
これまでに開催した催しの記録です
場所 文京区生涯学習センター学習室 (地下鉄丸の内線・南北線 後楽園駅の真上、文京シビックセンターB1Fです) 
会費 会員 1000円 ゲスト 800円 会員は2回目からは500円です。


第1回 ビデオ上映会
雅楽を映像で見る 1
ビデオシリーズ
重要無形文化財 雅楽 宮内庁式部職楽部
 全10巻から
第10巻 雅楽の装束と着装 (104min.) 第7巻 太平楽一具 (47min.) 担当 遠藤 徹(東京学芸大学講師)
日時 2000年6月4日(日曜日) 午後の部 14:00−17:30 夕方の部 18:00−21:00 

最近完結した雅楽ビデオシリーズから、発売に先立っての公開です。これまで直接の関係者以外見ることの出来なかった宮内庁楽部の雅楽装束の細部と、着装の実際を見た後、太平楽一具の完全な記録を鑑賞します。太平楽一具は、長い曲であるため、省略無しで演奏されることは殆どありません。楽部の演奏会でも見ることのできない太平楽をご覧いただきます。

    



準備不足で出発した当会ですが、33名の方が参加して下さいました。


第2回 ビデオ上映会
日時 2000年7月2日(日曜日) 午後 13:30−17:30

1910年代の日本と中国
リュミエール兄弟 (明治期の日本) ベンジャミン・ブロツキーの美しき日本(大正期) A TRIP THROUGH CHINA(第一次大戦直前の中国)
  
担当 岡田正子(主婦・当会会員)

映像が誕生して間もない今世紀のはじめ、日本や中国は欧米諸国の大きな興味の対象でした。そして現在はわれわれにとって当時の暮らしは大きな興味の対象です。最も古い日本を捉えた動画像と、大正期に大々的に撮影された外国への日本紹介映像、そして同じ作者が捉えた中国の映像を見ながら、これまで殆ど知られていなかった謎の映像作家ベンジャミン・ブロツキーについて報告します。A TRIP THROUGH CHINAは、本邦未公開映像です。このほど岡田正子さんが台湾の国家電影資料館で入手した興味深い映像です。


場所 文京区生涯学習センター学習室 (地下鉄丸の内線・南北線 後楽園駅の真上、文京シビックセンターB1Fです) 
会費 新しい会員 1000円 ゲスト 800円 既に会員になられた方 500円 (詳しくは下記をご覧下さい)
時間の関係で、リュミエール兄弟の映像は割愛し、A TRIP THROUGH CHINAを中心に、時間の限り、The Beautiful Japanをご覧いただきました。今回は午後の部だけでしたが
30名の方々に来ていただけました。


第3回 ビデオ上映会
雅楽を映像で見る 2
ビデオシリーズ
重要無形文化財 雅楽 宮内庁式部職楽部
 全10巻から
重要無形文化財 雅楽 宮内庁式部職楽部 第6巻  雅楽器と雅楽譜 第5巻 抜頭 
 担当 遠藤 徹(東京学芸大学講師)
日時 2000年7月22日 (金) 18:30−21:30

最近完結した雅楽ビデオシリーズから、全15種類の現行雅楽器の紹介を見た後、管絃と舞楽、双方の抜頭の演奏を鑑賞します。これらの映像は、宮内庁式部職楽部が、この記録のため特に演奏したもので、通常の楽部の演奏会でも見ることの出来ない、丁寧な演奏が行われています。

    

初めてウィークデーの週末夕刻の開催を実現、 11人のお客様のご参加をいただきました。来られた方は少なかったですが、非常に充実した良い会でした。


第4回 ビデオ上映会
西シベリア、ハンティの暮らしと熊送り儀礼   担当 岡田一男(東京シネマ新社)

日時 2000年8月18日(金曜日) 午後の部 18:30−21:00 

 G.ライシェフの版画 宿営地

西シベリア、オビ川中流域低地のフィン・ウゴル系先住民ハンティは、アイヌのイオマンテと並ぶ盛大な熊送り儀礼を催すことで知られています。ハンティの考えでは、熊は天上の創造神トールミにより、その子供たちである人間の元に使者として送られてきた神聖な存在です。その熊を狩った時、自分たちハンティの暮らしぶりを熊の魂をしてトールミに伝えてもらうため、盛大な熊送りの儀礼が営まれます。そこではハンティの美しい晴れ着が披露され、様々な芸能が楽しく演じられます。今回は熊送りの儀礼の記録映像だけでなく、ハンティの日常の暮らしぶりを知ることのできる映像も含めて見てみたいと思います。

上映映像 
トールミの子供たち  エストニアTV レナート・メリ作品(レナート・メリは後に政治の世界に転身し現在のエストニアの大統領です)
ニージニヴァルトフスク地区 家事  ロシア、トムスク スタジオ・ヴィザン作品 


12人のお客様にご覧いただきました。良い画質をと思って用意したビデオが巧くかからず見苦しい結果となりました。主催者として申し訳ありませんでした。


第5回 ビデオ上映会
雅楽を映像で見る 3
ビデオシリーズ
重要無形文化財 雅楽 宮内庁式部職楽部
 全10巻から
第1巻 東遊 (37min.)  第2巻 久米舞 (20min.)  第8巻 催馬楽 (19min.)  第9巻 朗詠 (16min.) 担当 遠藤 徹(東京学芸大学講師)

日時 2000年9月14日(木曜日) 午後の部 18:30−21:00 

最近完結した雅楽ビデオシリーズから、謡物の世界を見ていきます。ともすると私たちは雅楽を器楽演奏中心の管絃と舞楽に限定しがちです。そこには歌はありません。しかし、雅楽全体を眺めると、歌は非常に大切な役割を果たしています。日本古来の祭式芸能の流れを引く国風歌舞(くにぶりのうたまい)と、平安期の貴族文化が生み出した新声楽である催馬楽と朗詠のビデオを鑑賞します。いずれも、これまで上演の機会が少なく、ほとんど映像化されてこなかった演目です。

   

今回も参加者は12人でした、オリンピック開会式とバッティングしたのですが、それでも来て下さった皆さまありがとうございます。


第6回 ビデオ上映会
口琴鍛冶の世界   日時: 2000年10月15日(日曜日) 18:30-21:30

  

   

  

担当 直川礼緒(日本口琴協会代表) スペシャル・ゲスト ボロット バイルシェフ (ロシア・アルタイ共和国)

直川礼緒さんは、日本の口琴研究の第一人者ですが、そのフィールドワークの中で世界各地の口琴鍛冶の映像記録を続けてきました。キルギズ、ノルウェー、サハ、オーストリアそして日本−一挙に各国の口琴鍛冶5作品を見ることで、それぞれ個性豊かな口琴鍛冶の世界が見られます。日本の口琴づくりは、直川さんが、刃物鍛冶の目次伯光さんと大宮氷川神社わきから出土した平安時代の鉄製口琴の復元の試みの記録です。直川さんは、来日中の口琴仲間のロシア(南シベリア)アルタイ共和国のミュージシアン、ボロット バイルシェフさんをお連れ下さいます。ボロットは、アルタイの喉歌カイの素晴らしい歌い手ですが、口琴の名人でもあります。お二人には、実演を披露していただきます。お楽しみに。

 

ボロット バイルシェフ Bolot Bairyshev

1962年アルタイ共和国ウストカンスキー地方生まれ。カザフスタンで行われたVoice of Asia 92でノミネートされ、
ハカス共和国アバカンで同グランプリを受賞。ジョー・ザビヌルとの共演をはじめヨーロッパを中心に世界各地で公演。
彼が最も得意とするのは、アルタイに古くから伝わる歌唱法カイといわれるスタイル。地響きを感じさせるような
おそるべきハードな低音と、搾り出すような高音の声を交互に使う。哀愁の漂う音がする、二弦撥弦楽器トプショール
を弾きながら歌う。

今回は盛会でした。40人近いお客様がありました。これからも多くの方が希望されるようなテーマを選びたいと思います。色々と具体的なご意見をいただければ幸いです。


第7回 ビデオ上映会
1930年代、3人のアマチュア映像作家の
白熱したコラボレーションを探る


 − 澁澤篤二・澁澤敬三・宮本馨太郎 −


話題提供 原田健一氏(映像作家)   日時: 2000年11月12(日曜日) 18:30-21:30


企画趣旨: 

日本民俗学の生みの親の一人である澁澤敬三が、1930年代前半、アチックミュージアムの活動の中で映画の機能に注目し、16ミリ映画の活用に熱心であったことは、かなり知られていますが、その陰には敬三の父である澁澤篤二、アチックミュージアムの若き後輩、宮本馨太郎との白熱したコラボレーションがあったことは、これまでほとんど知られてきませんでした。

澁澤倉庫会長だった澁澤篤二については、澁澤家家督の廃嫡という言葉の強さから、存在を否定された人物かのような印象を持たれています。しかし、最近、松戸市立博物館の映像人類学講座で上映された澁澤篤二の遺した16ミリ映像は、彼について全く別の人物像を描くのに充分でした。

自ら9.5ミリ映像に親しむ、若き映画青年であった後の民俗学者、宮本太郎は、澁澤親子の映像活動の最も親密な協力者でした。現在所在が分散しているこれらの映像を時系列順に揃えて一覧してみると、彼らの三人の濃密な交流が浮びあがります。今回の企画では、できるかぎり映像を見ながら、推理の翼を広げていきたいと思います。

案内役には映像作家で、南方熊楠研究家としても知られる原田健一さんにお願いします。


協力      下中記念財団・宮本記念財団・ヴィジュアルフォークロア
協賛     日本映像民俗学の会

10人のお客様にご覧いただきました。少ない参加者は、面白い試みだったのに残念でした。宮本馨太郎先生のご子息、瑞夫先生からは興味深いお話を伺えました。


当会は、文京区教育委員会に社会教育登録団体として認定された非営利の団体です。会員が興味を持つ映像を見ながら、お互いに討論しあいたいと考えています。関心のある方は誰でも参加いただけます。
会費
入会金 1000円 ただし第一回目の会費を含みます。次年度以降、年会費1000円となります。
月会費 A会員及びゲスト 800円 B会員  500円
A会員は入会金を払って会員登録し、郵送で会の催しの通知を受けます。
ゲストは、その回限りの参加者、以降の催しのご案内はしません。
B会員は、メーリングリストによりe-mailによってのみ連絡を受ける会員です。

B会員に申込まれる方は  規約をご覧になりたい方は、http://TokyoCinema.net/kaikiyaku.htm
連絡先: 112-0001 東京都文京区白山2-31-2-101 tel: 03-3811-4568 岡田一男 (極力e-mailでの連絡にしてください)
会費は会場で集めます。会場の定員は、50名です。参加希望者は、できるだけ、事前にメールでご連絡下さい。

現在日程の固まっている上映会は、こちらをご覧下さい。

今後の上映予定(候補)テーマです。
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